ウチの猫ちゃんは、毎回私がトイレに行くとついてくる。
お風呂に入る時にもついてくる。
いつも私が見える所にいる。
玩具をくわえて鳴き必要以上に呼ぶ。
お前ストーカーか!!
って毎日思っていますが、
それがなにか!?
めっちゃ可愛いじゃないですか!
この症状、私知っています「猫の分離不安症」と言って飼い主と離れると猫が不安な気持ちになる。
究極の甘えん坊なんです。
猫の分離不安症の原因とは
分離不安症の原因は、まだ子猫の頃に母親と離した。
子猫の時に兄弟と遊ばなかった。
飼い主が構い過ぎた。
外出する時に声を掛けすぎた。
1匹での単独飼育が主な原因とされています。
ウチの猫ちゃん、結構この項目に当てはまっています。
詳しくは、前のエントリー
子猫保護したら自宅ですること まず病院へ 病気や必要なものってなに
でも書いていますが、
生後1ヶ月で母親と逸れ保護して近くに兄弟もいなかった。
保護して猫風邪などの病気にも掛かったのでつきっきりで看病した。
警戒心が強い猫だったので、早く慣れて貰いたくて毎日近くで一緒に寝た。
1匹だけの単独飼育で過保護のように育てた。
猫が分離不安症になる原因は偏に飼い主にありますが、そんなの普通に大事に育ってたらなっちゃうでしょうが!!
そりゃ、ウチの猫ちゃん分離不安症になるわけだ。
猫の分離不安症での症状や行動
ストーカーのようについてくる。
構って欲しくて鳴き続ける。
構って欲しくて壁やテレビ・食器など物を壊す。
構って欲しくて飼い主の物をテーブルから落とす。
以上が、軽度の分離不安症での症状や行動で、ウチの猫も該当します。
そりゃ、ゆっくりとトイレやお風呂は入りたいですよ私も。
でも、毎回扉を開けて「ありがとう」って頭をさすれば満足してトイレやお風呂から出て行きます。
姿が見えなくなったり、猫が目が覚めて朝4時とか5時に玩具をくわえて鳴きます。
そりゃ、眠たい時もしんどい時もありますよ私も。
でも、毎回かけより「呼んでくれたん。ありがとう」って頭をさすれば満足してくれます。
ウチの猫は幸い物は壊しません。
たとえ壊されても猫に危険がなければOKなのですが、破壊行動はしなくて良かったです。
あっ!
たまにコードを噛むから重要なコードはプロテクターしたし、使わない電源は抜いているんだった!!。
そんな感じ。
特に問題なし。
もっと症状が重度になってくると、
オシッコやウンチをトイレ以外でわざとする。
ストレスによる特発性膀胱炎を発症してオシッコが出なくなる又は出にくくなる。
この2点の症状・行動が見られる場合は、飼い主にも負担が出ますし猫にも負担になる為治療が必要です。
猫の分離不安症の治療方法
オシッコやウンチを別の場所にするのは、究極に構って欲しい欲求による行動です。
別の場所にしていたら飼い主は「もーこんな所にして」とか、「なんで」とか怒ると思います。
そんな猫にとっては、
怒る=構ってくれている
と思っています。
なので、そんな時には怒らず猫も見ないで始末することを続ければ次第に解消されます。
次にストレスによる特発性膀胱炎を発症する場合。
これは重度のストレスが原因となっており必ず治療が必要です。
必要以上に構わない。
もう1匹猫を飼う。
一緒に寝ない。
などで自然に改善されますが、逆効果になることもあるので獣医に相談の上治療を行って下さい。
これ以外の症状や行動の分離不安症の場合は、冒頭でもお伝え致しましたが治療は必要ありません。
なぜなら、飼い主もちょっとでも猫の姿が見えないと心配になりませんか?
「○○ちゃん」「○○ちゃん~」って呼びませんか?
猫ちゃんも、そんな飼い主さんと同じ気持ちなんです。
可能な限り構ってあげて、愛情いっぱいに育てればイイじゃないですか。
また、子猫の時はテレビを見る時間よりも、子猫と遊ぶ時間の方が多くなかったですか?
仕事が終わると一目散に帰り、遊んでいませんでしたか?
今もあの頃と同じように猫と遊んであげていますか!?
単純に遊びの時間が減っていて構って欲しい場合の行動もあるので、適度に遊ぶことによって軽度の分離不安症は改善されます。
それに、分離不安症は若い猫の時期に多く、年を重ねるごとに次第に改善されるケースも多いです。
なので、別に治療など必要ないでしょ!
と思う次第であります。
それでも、猫の分離不安症を治療・改善したいのであれば、
多頭飼いか一緒の部屋では寝ないこと。
この2つでだいぶ改善しますのでお試し下さい。
まとめ
私は、子猫の時から自分が外出する時にはワザと声をかけないし、目を合わせない様にしています。
これらをすると、よけいに飼い主が外出時に不安になり、暴れたりしてケガのリスクも高まりますのでこれだけは徹底して行っています。
もし、出かける時に声を掛けている場合は、猫ちゃんの為にもやめて下さい。
今回は、軽度の分離不安症なら特に問題なし。
愛情いっぱいに育てて甘えの猫になって何が悪いってお話でした。
それでは、今回はこのへんで。