前回の記事、愛媛県松山市に転勤は最高 松山市の良いところ怒涛の77個では、

松山市に転勤になっても大丈夫、いやむしろ最高やんと松山市の魅力をお伝えしましたが、

今回は、逆に悪い部分を良いところの約半分33個!!

松山市の嫌な所、嫌いなところをピックアップしました。

今回も前回同様に、実際に県外から移住してきた方や、仕事の関係で松山市に引越しした方に取材して書いていますので参考にしてみて下さい。




松山市の嫌なところ(嫌いな所)

松山空港

No1 方言が時々分からない

松山の方は方言を使っているのに、標準語をしゃべっていると思いっている人もいます。

移住や引越し当初は、今言った言葉の意味は!?

と思うことがあると思います。

一例ですが良く使われる方言は

ほかしといて=捨てといて

まがる=まがるには「触らない」と「邪魔になる」の2種類に意味がある。

「それまがるなよ」はそれ触らないで「これまがるが」はこれは邪魔になっている

めげる=壊れる

めがす=壊わす

いぬね・いんでこうわい=帰る・帰ります

しゃがれる=轢かれる

やおい=柔らかい

むつこい=胸焼けする

No2 言葉使いが乱暴・怒っているように聞こえる

怒っている

言葉のイントネーションもありますが、漁師町での方言は普通の会話で言葉が乱暴に感じたり怒っているように聞こえます。

語尾に「げ」「やけん」

「なんじゃ~いよんど」・「なんいよん」・「やかましいが」・「すんだ」・「わや」

この言葉は、決して怒っているわけでは無いので安心して下さい。

No3 公共の乗り物は伊予鉄道の独占

伊予鉄バス

松山市内の公共の乗り物は、バス・郊外電車・市内電車ですが伊予鉄道一社の独占です。

従って競争相手がいないので、郊外電車で電車が来る間隔は15分に1本と遅いですし、距離の割りに料金が高いです。

No4 終電・バスの最終便が早い

バス最終便

バスの最終便は21時~22時。

郊外電車の最終便は22時半~23時(金曜だけ30分後1本延長あり)と終電が早いです。

No5 新幹線が無い

新幹線

松山市に限ったことではありませんが、四国には新幹線が通っていません。

やっぱり不便。

No6 運転が荒い

「伊予の早曲がり」の言葉があるように、運転はせっかちで荒い方が多いと思います。

また、他県では県外ナンバーの車に対しては割りと優しく、車線変更などで車間を空けいれてくれますが、逆に車間を詰める人が多い。

運転マナーは悪い。

No7 高速道路で片側1車線の区間がある

松山自動車道では、片側1車線の対面通行の区間も長く危ないし渋滞になることも多い。

No8 お年寄りのノールック歩行者・自転車が多い

お年寄りは信号や横断歩道の概念が無い方が多いです。

ノールックで平気で車の前を横切ります。

本当に危ない。

No9 自転車の交通事故が多い

学生の自転車通学・社会人の自転車通勤が多いので自転車同士の事故・自転車と歩行者の事故・自転車と車(バイク)などの事故は多いです。

自転車乗るなら、自転車保険は要加入。

No10 車が無いと不便

東京や大阪では車無しの生活でも不便を感じないことが多いと思いますが、松山市での生活では車が無いとやはり不便です。

No11 ゴミの分別に厳しい

松山市は、環境モデル都市としてゴミ減量やリサイクルに力を入れています。

その為、ゴミの分別は細かく細分化していて厳しいです。

また事業用のゴミにも分別を求められます。

一軒家なら、ゴミを不正に出していないか、ゴミが問題なく収集されているか見回るゴミ当番の役が順番がまわってきます。

ちょっとやり過ぎ




No12 ペット可の物件はあるが猫を飼える物件が少ない

猫可物件

県外のペット可物件と言ったら、大きさで制限がある場合がありますが、基本的に犬・猫どちらも飼育可だと思います。

松山市のペット可物件は、犬のみ可と言う意味で、猫は飼えない物件が多いです。

具体的に、松山市内のペット可マンション100件あれば、その内の15件ぐらいが猫も飼育可。

ペット可一軒家50件あれば、その内の1件ぐらいが猫も飼育可。

これぐらいの割合だと思います。

県外から猫と一緒に移住・引越しした場合は、実際に住める物件が無いと困っている方が多いです。

猫ちゃんの為にも、引越し前には十分リサーチして下さい。

No13 水族館が無い

松山市水族館

四国で一番都会とか言ってますが、水族館もありません。

私、ずーと昔から水族館つくって観光客誘致しろよな!

って、思っています。

No14 下水道率が低い

松山市で下水道処理人口普及率は61.3%です。

私、ずーと昔からゴミ分別に力を入れる前に、海に洗剤や生活排水など汚い水流すのなんとかしろ!

って、思っています。

古い浄化槽も多く匂いがこもり臭い場所もあります。

No15 市内に流れる川は汚い

和気地区の川

下水道普及率とも関係ありますが、市内に流れる川は実際に画像のような色で汚い。

(画像、和気地区の川)

No16 スポッチャが無い

ラウンドワンはありますが、高松に比べ規模も小さくスポッチャがありません。

No17 観光地なのにタクシーのマナーが悪い

観光地のタクシー

松山市の観光産業で潤っています。

にも関わらず、タクシーのマナーが悪い。プロ意識が欠如している方が多い。

県外の観光地でタクシーに乗ると気さくな人が多いですし、プロ意識も高くサービスも行き届いています。

勿論全員ではありませんが、松山市内のタクシーの接客は酷すぎる方があまりにも多い。

私は、近鉄タクシー・城北タクシー・日の丸タクシー以外は絶対に乗りません!

No18 田んぼが多いので稲花粉アレルギーには厳しい

田んぼ

田んぼは多いと思います。

稲アレルギーのある方は、居住エリアを慎重に選ぶ必要があると思います。

No19 キャッチがうざい

最近では比較的少なくなりましたが、飲み屋街でのキャバクラのキャッチ・女性をターゲットにした風俗のキャッチがうざいです。

あまりしつこいキャッチは居ませんが、不愉快になれば「迷惑防止条例違反で通報します」と言って撃退しましょう。

No20 魚美味しいだろアピールがうざい

厳密に言えば、松山市の魚は安くてそこそこ新鮮な物が手に入りやすいと言うだけです。

魚は、今治市の方が全体的に美味しいです。

それなのに、松山の魚最高に美味しいだろっと思っている方が多いです。

No21 一年中お祭りのことを考えている人がいる

ほどよく田舎なので、一部で熱狂的なお祭り好きの方がいます。

私はお祭り好きではありませんので、あまり関わりたくないです。

No22 蚊が多い

市内のオフィス街にも蚊はいますし、全体的に蚊は多いと思います。

No23 朝・夕の通勤時には渋滞する

特に夕方の17時半~18時半は渋滞します。

196号線・11号線・33号線・56号線全ての道で渋滞します。

ウンザリ。げんなり。

No24 プライドの高い人は多い

妙に変なプライドが高い人が多いと感じる。

あなたのそのプライドはどこから・・・

No25 ノラ猫が多い

市内でも猫の出産シーズンには必ず子猫を見かけますし、特に海岸部ではノラ猫が多いです。

NPOなどもノラ猫を保護し、避妊手術する「増やさない」努力はしていますが、追いついていないのが現状です。

No26 特別特化したものはない

客観的にみても松山市は住みやすい街だと思います。

しかし、これは物凄いとか、ここだけはどこの県にも負けないなど特別特化したものはありません。

全てが中途半端。




No27 一軒家に住んだら地域の行事に参加しないと行けない

一軒家に住んだ場合、ゴミ当番があり、何年かに一回は町の役員になる為、町内会費を集めたり、町の行事・子供の行事のお世話をしたりしなければなりません。

勿論、強制力はありませんので拒否する事はできますが、実際は難しいと思います。

No28 カラスが多い

松山市に限ったことではありませんが、松山城を中心にカラスの寝床となっており、夕方になると一斉にカラスが戻ってきます。

特別な対策も行っていません。

No29 エスカレーターは寄らない

エスカレーター

エスカレーターでの暗黙のマナーは、関東は左を、関西は右を空けますが、松山市ではエスカレーターはどちらも空けることは無く片側に寄りません。

そこまで急ぐことのない県民性。

No30 暴走族がいる

ほどよく田舎なので夏になると暴走族が出没します。

大きな道路沿いのマンションは騒音がうるさいので住む際には注意が必要です。

No31 全体的に味覚は甘め

美味しいと感じる味覚が甘めの方が多く、お店の味付けも甘めのお店が多いです。

人によれば甘すぎると感じる場合もあります。

No32 病院はどこがイイ病院なのか分からない

口コミサイトを見ても投稿が少なくどこの病院が腕がイイのか参考にありません。

お年寄りの先生の個人病院も多いので、病院選びは重要です。

No33 保守的

変化を望まない保守的な方が多いです。

「松山市最高」っと言っている方には、松山市以外には住みたいとも思ったことも無く、考えたことも無い保守的な方が多いと思います。

まとめ

松山市は、県外から来た人も住みやすいと思っている方が多いですが、やはり基本的に田舎なんだと思います。

他の県でも同じような理由で、この街きらい!嫌だなと思うこともあると思いますが、都会的な生活が肌に合う方には、もしかしたら松山市の風土は合わないかも知れません。

それでは、今回はこのへんで。