子猫を保護したあと一番重要なのは、自己判断などはせず、一刻も早く動物病院に連れて行くことです。

特に目も開いてない子猫~足元もおぼつかない3週齢までの子猫を保護した場合は、動物病院に早く連れて行ければ行く程、生存確率が上がります。

動物病院では、その猫ちゃんの状態をみて病気の処置をしてくれますし、どのようなごはんをあげたら良いのか、飼育する上での注意点なども教えてくれます。

しかしながら、子猫は日中隠れて寝ていることも多いので、実際に保護する時間帯は夜~深夜になる場合も多いと思います。

去年、私が子猫を保護した時刻は、23時頃でした。

本日は、私の体験も交えて病院に連れて行くまでに自宅ですること・保護した子猫が、かかっていた病気や購入した物などをまとめます。




子猫保護したら はじめに自宅ですること

保護後、動物病院に連れて行くまでの間で重要なことは、保護した子猫をなるべく刺激せず落ち着かせて、安全に病院に連れて行くことです。

私の場合、ダンボール捕獲器で保護後、風呂場の物を全て片付けてから薄明かりにし、浴槽で子猫をキャリーケースに移動させました。

キャリーケースの中には、ペットシートと大きめのタオルを、あらかじめ入れています。

浴槽でキャリーケースに入れる理由は、

子猫は、すばしっこいので部屋で逃げられると、手が届かない所に一瞬で逃げ込み、捕まえるのが大変。

浴槽の高さは、生後1ヶ月の子猫には上がれない。

浴槽なら、ノミをそのままシャワーで流せる。

その後、キャリーケースをバスタオルで覆い、室内も暗くしてエアコンは、人間が少し暑いなと感じる29度微風に設定。

出来るだけ構わず、体調が悪くなっていないかの確認を、2時間後・2時間後の2回だけチェックしました。

キャリーケースが無い場合は、保護した状態のままで一晩風呂場で過ごす。洗濯かご、空気穴を何箇所か開けたダンボール2重で代用。

動物病院への移動の際には、洗濯ネットで代用できると思います。

翌朝、朝一で動物病院へ

動物病院診療時間の20分前に到着し、朝一番で診察して貰いました。

診断結果

ノミ大量

サナダムシ
※子猫を保護したら、ほとんどのケースで大量のノミがいます。ノミがいればノミに寄生しているサナダムシに感染してケースが多いです。

耳ダニ

後ろ足 疥癬による皮膚病

と病気のオンパレード!!

この後、すぐに猫風邪にも掛かるのですが、この時は症状はありませんでした。

ちゃんとした治療をすれば生命の危険はなく、皮膚病も治るでしょうと一安心。

料金7,000円程度支払い薬を貰い帰宅。




子猫保護した直後に購入した物

ゲージ 楽天で3,000円程度。
※部屋にノミが拡散するのも防ぐ為、病気が落ち着くまではゲージで過ごして貰います。直ぐに使わなくなるので小さくて安いゲージを購入!

交換用の薄いタオル20枚 ホームセンターで700円程度。

ゲージの後ろ側、上に置くスダレ(ダイソー 200円)
※風通しがよく、暗い環境で落ち着かせる為

トイレトレイ(ダイソー)100円
※ゲージに収まるトイレが無いので、ダイソーのプラ容器で代用しました。

猫砂 500円
※はじめのうちは、おしっこをちゃんとしたか確認できるブルーに色が変わるタイプがオススメです。

粉ミルク ホームセンターで1,300円。

キャリーケース 楽天で2,000円程度。
※今回は実家で借りたキャリーケースを使用しましたが、今後必要となる為に購入。

子猫保護した翌日からしたこと

保護した日から、近づくとシャー~シャーっと威嚇してきます。

実家では、猫2匹と犬1匹の環境で育ってきましたので、シャー~シャー~と子猫が威嚇しても、なんとも微笑ましい限り。

威嚇してきても、なんともないよっと無視し続けました。

ごはんを食べる時は、上のスダレを上げた状態で、一人にしてあげる。

ゲージの外から、少しずつ手を近づけていき、匂いを覚えてもらう。

ノミを出来るだけ早く拡散させずに退治する為に、ゲージの中のタオルは毎日交換、部屋は毎日掃除。ゲージも2日に1回は洗っていました。

警戒心の強い子猫も、ゆっくりと時間を掛け、正しい接し方をすれば1週間程度で慣れてくれます。