皆様は、宅飲みやホームパーティーの締めには何をお出ししていますでしょうか?
私は、デザートなら和菓子・洋菓子・アイスクリーム・シャーベット・カキ氷
ドリンクは、お抹茶・紅茶・白毫銀針・石鎚黒茶などをお出しすることもありますが
やはり多いのが、定番の前日に作ったデザートとコーヒー!
この時に淹れる締めのコーヒーを、どうやったらもっと美味しく淹れれるだろうか?
と試行錯誤している時に出会ったのが
ブルーボトルコーヒーが「ケトル界のロールスロイス」と称した「タカヒロ コーヒードリップポット」と
モカ スペシャリティコーヒーの「エチオピア イルガチェフェ G1」
この組み合わせが最高すぎて元々は来客用のコーヒーにと思っていたのですが、今では自分用に毎日3~4杯は飲むほどになりました。
タカヒロ コーヒードリップポットで淹れる珈琲が美味しい
タカヒロは、昭和50年代に世界で初めてドリップポットを開発した老舗メーカー!
40年以上もの間ドリップポットの開発・製造を行っており、パーツの製造から加工までの全工程を新潟県燕市の工場で行っています。
高い技術力!
よ~く見ないと何処を溶接しているのか分かりません。
美味しいコーヒーに必要なことは、コーヒー豆の種類・最適なロースト・焙煎技術・ドリップ技術・道具!
「タカヒロ コーヒードリップポット」は、お湯を点々と注ぐような抽出方法「点滴法」も簡単。
太いお湯・細いお湯も自在になります。
0.1g単位でのお湯のコントロールも可能なので、使っていてとにかく楽しい!
コーヒーを淹れるのが楽しくなれば、その分淹れる回数も増えるので、自然とドリップ技術も向上していきます。
ノーマルタイプで十分の性能ですが、より極細のお湯をコントロールしたい方には雫もあります。
ただし雫は太いお湯は出ないみたいなので、私はノーマルタイプを購入しました。
どちらもIH対応で大きいな鍋を使っている時も、3口の上部でお湯を沸かすことが可能!
共に容量は0.5Lと0.9Lがありますが、オールマイティーに使える0.9Lがオススメ!
私はドリップポットに限らず中国製のステンレスは、何が混ざっているか分からないと思っており信用していません。
「タカヒロ コーヒードリップポット」以外のドリップポットでも、美味しいコーヒーを淹れることは可能だと思いますが、最低でも日本製を選ぶようにして下さい。
「エチオピア イルガチェフェ G1」ってどんな珈琲豆?
エチオピアの標高約2,000m~2,200mの高地に位置し、かつての「シダモ州」現在は「イルガチェフェ地方」で栽培された銘柄。
「イルガチェフェ地方」には、大小様々な農園があります。
精製方法は、水洗式のウォシュドで天日乾燥を行います。
その中でも欠陥豆が少ない最上級グレードがG1となり雑味が全くありません。
酸味が少なく香りがとても良いので、ワイン好き・ウィスキー好きな方はお気に入りのコーヒーになると思います。
ロースト度合いは、個人的にはシティローストがオススメ!
美味しいコーヒーの淹れ方
コーヒー豆10gに対して、お湯200ccが珈琲一杯分の基本分量となりますが、豆の種類、ロースト、好みにより分量は調整して下さい。
私がエチオピア イルガチェフェ G1(シティロースト)を、一杯分を淹れる時に美味しいと感じる分量は、コーヒー豆9.2gに対してお湯200cc
1度に淹れるの1杯分か2杯まで!
3杯以上はお湯の温度と抽出時間による、味のムラが大きいと感じるので淹れないようにしています。
1杯分の淹れ方
コーヒードリップポット・コーヒー豆の他にドリッパー
フィルター
0.1gが計れるキッチンスケール
カップが必要になります。
電気ケトルでお湯を沸かします
※勿論ドリップポットに水を入れてコンロでお湯を沸かしても良いですが、今回はお湯の温度管理が簡単な方法で淹れています。
お湯が沸いたら500ml程度のお湯を、ケトルからタカヒロ コーヒードリップポットに移し変えます
お湯を移すと温度はすぐに90度以下に下がります(※85~90℃がドリップで淹れる適温)
蓋をする
ドリッパーにフィルターをセットしてカップの上に置き、お湯を適量入れて温めます
カップのお湯を捨てから粉9.2g計量
80ccお湯をゆっくりと注ぎ豆の蒸らしを1分
60ccお湯をゆっくりと注ぐ
60ccお湯をゆっくりと注いでコーヒーが落ち切ったら完成。
理想はこれをキッチンで淹れるのでなく、飲まれる方の目の前で1杯ずつ!
今回は自分用なのでグレイズワークスのカップを使用
日本製なのに安価でカワイイので、このカップ気に入っています♪
2杯分の淹れ方
2杯分は+サーバーが必要になります。
ケトルでお湯を沸かします
お湯が沸いたら900ml程度のお湯を、ケトルからドリップポットに移し変えます
ドリッパーにフィルターをセットしてサーバーの上に置き、お湯を適量入れて温めます
30秒程度温めたサーバーのお湯をカップに注ぎカップを温める
粉18.3g計量してドリッパーを振って粉を平らにする
※微妙な量の調整ですが、私には1杯分と同じコーヒーの濃さが18.3gに感じます。
100ccお湯をゆっくりと注いで蒸らしを1分
100ccお湯をゆっくりと注ぐ
100ccお湯をゆっくりと注ぐ(全体を振って粉を平らにしても良いですが、壁を壊すようにお湯を注ぐ)
100ccお湯をゆっくりと注いでコーヒーが落ち切ったら完成。
温めたお湯を捨てたナルミのコーヒーカップ・ソーサをテーブルに置き
飲まれる方の前でサーブする
コーヒー豆は焙煎専門店で、焙煎してもらった直後にペーパー用に挽いて貰っています。
以前は豆の状態で購入し、淹れる直前に手動式のコーヒーミルや
「ブラウン マルチクイック7 ハンドブレンダー」のミルなどで豆を挽いていましたが
専門店の業務用ミルで挽いて貰った方が美味しいと思います。
※ただし徐々に風味がなくなるので、2週間以内に飲みきること!
いつか「カリタ コーヒーミル ネクストG 電動ミル」を欲しいなと思っているのですが
なかな気軽には購入できない金額・・・
コーヒーの淹れ方は色々ありますし、ドリッパーとフィルターによって味も変わりますので、ご自身で色々お試し理想の味を見つけて下さい。
お酒を飲んだ後は締めのコーヒーで体のケアを
コーヒーは酒飲みにとって、とてもありがたい長寿の飲み物!
コーヒーには、肝機能低下を抑える効果や、尿酸値も低くなり通風の予防の効果があります。
二日酔い防止にも多少はなると思いますので、私は宅飲みの締めにはは、コーヒーをお出しするようにしています。
日頃からお酒の摂取量が多い方は、積極的にコーヒーを飲んで体をケアして下さい。