私が使っている包丁はこんな感じ!
皆さん包丁を研いでいますか!?
私は最近めっちゃ包丁研ぎが面白くって趣味の一部になっています♪
包丁研ぎ=遊びみたいな感じ♪
どんなに切れる包丁を買ってもそのまま放置して使っていると切れなくなりますよね。
しかし自分で包丁を研でいる人や定期的に研ぎ屋さんに出し使っている人が少ないこと・・・
と言うか私の友人や知人に聞いてみると自分で包丁研いでいる人は皆無。
ホームセンターで買った砥石は持っているけど使っていない!
半年に1回研ぐか研がない人がかろうじて数名・・・
みんなどんだけ切れない包丁を毎日使ってんのよ。
日本人どうなっているのよ。
って感じです。
いくら包丁の材質やメーカーに拘っても宝の持ち腐れ!
本トまじで!
包丁の材質やメーカーを拘る前に基本的な包丁の研ぎ方を覚えて毎日切れる包丁で料理して下さい。
料理は楽しくなりますよ♪
基本的な包丁の研ぎ方
刃の形状を確認。包丁は片刃か両刃どちらかです。
片刃包丁を研ぐ
片刃包丁をホームセンターで売っているコンビ砥石で研いでいきます。
①砥石を使う前に水につけ気泡が出なくなるまで水を含ませる(10分~20分)
※この砥石を事前に水につける作業が非常に面倒!後日、紹介する刃の黒幕なら砥石を事前に水につけなくて構いません。
②包丁を水に濡らし荒砥石で刃を手前に向け先の方から20回程度研ぐ。しのぎから刃先まで砥石にぴったりと当てる。
※砥石に刃先を包丁は砥石に対して45度の角度になるようにあてる。
※砥石と包丁との角度は15度。
※左手は人指指・中指・薬指の3本で刃先の部分を抑える。
③先を研ぎ終えたら真ん中を20回程度研ぐ。
※途中砥石の水が無くなってきたら包丁を濡らす。砥石に水を垂らす。(霧吹きが便利)
④最後にあごの部分を研ぐ。あごの部分はあまり鋭利にせず鈍角に10回程度研ぐ。
⑤裏側にかえりが出ているか確認。かえりが出ていなければ切れないままなので②~④を繰り返す。
※砥石の種類・番手・包丁の材質・使用頻度にもよりますが、汎用のコンビ石で切れなくなったステンレス包丁は20回程度研いだだけでは包丁の裏側にかえりは出ません。
⑥包丁の裏側にかえりが出たら刃の向こう側(裏側)にし砥石に裏面をピッタリと置き包丁の裏面を軽く研ぐ。裏側はかえりを取る程度にとどめ数回ずつ刃先・真ん中・あごの順で研ぐ。
⑦中砥石にして②~⑥を繰り返す。
⑧包丁を表側にしてかえりが残っていないか確認。残っている場合は1、2回程度砥石に全体的に擦りかえりを取る。
⑨新聞紙やタウン誌に片面10回程度ずつ擦り小さいなかえりを取る。
⑩砥石を次にスムーズに使う為、必ず砥石の面取りを行う。
両刃包丁を研ぐ
両刃包丁をホームセンターで売っているコンビ砥石で研いでいきます。
①~⑤まで片刃包丁の工程と同じ。
⑥包丁の裏側にかえりが出たら刃の向こう側(裏側)にして砥石と包丁の角度15度で包丁の裏面を研ぐ。裏側も数回ずつ刃先・真ん中・あごの順で研ぐ。
※右利きの場合は包丁の右面7対左面3又は6対4ぐらいに研ぐとより切れる。
⑦中砥石にして②~⑥を繰り返す。
⑧包丁の両面にかえりが残っていないか確認。残っている場合はその面を1、2回程度砥石に全体的に擦りかえりを取る。
⑨新聞紙やタウン誌に片面10回程度ずつ擦り小さいなかえりを取る。
⑩砥石を次にスムーズに使う為、必ず砥石の面取りを行う。
以上が基本的な包丁の砥ぎ方です。
しかし基本通りに包丁を研いでもいるにも関わらず包丁が切れない方もいると思います。
砥石で包丁を研いでも切れない理由と改善方法
自分では基本通りに研いでいるのに研げてない理由は5つ
①ホームセンターのコンビ砥石(1000円~1500円前後)か100均の砥石を基本的に使っている。
※この2つの砥石はかなり研げません。研げても時間が掛かります。今回は家庭にあるコンビ砥石で包丁を研ぎ方で紹介しましたが砥石の買い替えをオススメ致します。
②包丁を砥石面に寝かせすぎて研いでいる。
※もっと鈍角に包丁を立てて研いで下さい。
※鋭角に研いだ方が切れますが家庭用の場合、鈍角に研いでもそこそこ切れますので鈍角に研いでみて下さい。
③研ぐ回数が少ない。
※さきほども記載しましたがコンビ砥石や100均の砥石はかなり研げません。
※研いだ裏側にかえりが出ていない状態で次の砥ぎの工程を行っています。研ぐ回数を2~3倍に増やして下さい。
④ステンレス製の包丁。
ステンレスの包丁が砥ぎにくいです。コンビ砥石や100均の砥石では研げますがかなり時間が掛かります。
⑤平面な砥石を使っていない。
※工程⑩の面取りは重要です。砥石を使っていてもこの作業をしていない方が多いです。
①~④の理由できちんと研げていない場合は改善するかシャプトン刃の黒幕1000番を購入して研いでみて下さい。
刃の黒幕シリーズは、使う前に砥石を水につけなくてもすぐに使用出来ますしコンビ砥石の3分の1の時間で砥ぎ終わります。
勿論ステンレスの包丁でもサクサク研げます♪
そして何より砥石によってこんなに違うんだ~と感動があり使っていて楽しい砥石です。
興味がある方は「刃の黒幕正しい使い方研ぎ方 おすすめの組み合わせとは」も合わせてご覧下さい。
また関連サイト⇒『魚を捌く包丁の選び方おすすめのステンレス包丁について』でも詳しく包丁について解説しています。