愛媛県松山市でローコスト注文住宅を建築中です。

愛媛県松山市で大工系工務店を探している方へ!日向建築工房でローコストの注文住宅を建てたよ

工事をお願いしている工務店さんは日向建築工房さんとなります。

前回の記事は、基礎ベースコンクリート打設前の→基礎着工~配筋検査までを書かせて頂きました。

本日の内容は、基礎ベースコンクリート打設から棟上げ前日まで日程や工程。基礎についてや棟上げ(上棟)の日程調整などについて取り上げます。




基礎ベースコンクリート打設~棟上げ前日までの工程・天候・日程について

11月2日(土)天気 晴れ

ベースコンクリート打設が行われる。

基礎生コン打設

コンクリートの仕様は、設計強度 21N/mm2 呼び強度 温度補正なし 21N/mm2(ニュートン・パー・平方ミリメートル)・スランプ 18cmです。

間取り・住宅設備・外溝工事・壁紙・照明などに時間を費やし、コンクリートの仕様については勉強が遅れました。

基礎については、もう少し早く勉強するんだったと反省。

設計強度 24N/mm2とか27N/mm2が標準仕様のハウスメーカー・工務店もありますが、太陽光パネルも屋根に乗せてない木造2階建てなんて、所詮は軽いと思ったので設計強度 21N/mm2・スランプ 18cmでOKとしました。

参考までに、生コンクリート 1立米の原材料価格(粗骨材の最大寸法20mm)は

呼び強度21・スランプ18 15,200円
呼び強度21・スランプ21 15,600円
呼び強度24・スランプ18 15,700円
呼び強度24・スランプ21 16,000円
呼び強度27・スランプ18 16,000円
呼び強度27・スランプ21 16,400円
呼び強度30・スランプ18 16,400円
呼び強度30・スランプ21 16,900円

となっています。(令和元年)

生コンを打設する季節・外気温・湿度にもよりますが、強度が上がればクラックが発生する可能性が高くなり、スランプが上げればジャンカが発生する確率も高くなります。

呼び強度・スランプを上げても数万円~10万円程度しか金額はアップしないと思いますので、これから住宅計画がある方は、そのあたりのバランスも考えて、基礎強度はどれぐらいが自分たちにとって安心できるのかご検討されて下さい。

ネットではコンクリートの寿命について記載し、設計強度 27N/mm2・設計強度 30N/mm2の基礎を…とよく目にしますが

色々調べみると私は、コンクリートの寿命=基礎の寿命ではないと思いました。

よって太陽光パネル搭載無しなら、設計強度 21N/mm2で十分!

仮に太陽光パネルを採用していたら、設計強度 24N/mm2を選んでいたかな~と思います。

ちなみに嫁さんは「コンクリート強度もスランプもまったく興味なし」みたいです。

11月3日(日)天気 小雨

基礎屋さんお休み

ベースコンクリート打設の次の日に小雨なんて最高~♪

コンクリートは、水とセメントの水和反応という化学反応で固まります。

コンクリートが固まる時には、水分が必要となるのでコンクリート打設後の雨は「恵みの雨」になります。

11月4日(月・祝日)天気 晴れ

立ち上がり型枠工事とアンカーボルトの設置が行われる。

立ち上がり型枠

立ち上がり型枠は木製

アンカーボルトは、Zアンカーボルトが使われ設置は固定式でした。

アンカーボルの固定方法は、一応田植え式と固定式がありますが、施工精度も悪いので、田植え式採用している基礎屋さんは無いと思います。

しかしながら、2016年の施主ブログで「田植え式でクレーム」の記事を見たので、気になる方は念のために事前に確認して下さい。

アンカーボルトのかぶり厚さの規定は、建築基準法にはありませんが、私は気になるのでチェックしました。

アンカーボルトが主筋の鉄筋の中央にくるのが理想的

基礎アンカーボルト

もう少し前に基礎を勉強していたら、栗山百造 クリクランクアンカーボルトを検討し採用していたかも…

全てのアンカーボルトが、主筋に対して平行になっていたのでかぶり厚もOKでした。

11月5日(火)天気 晴れ

立ち上がりコンクリート打設が行われる。

立ち上がりコンクリート打設

11月6日(水)天気 晴れ

養生1日目 日中の気温21度

基礎が固まるまで現場はストップ

11月7日(木)天気 晴れ

養生2日目 日中の気温22度

基礎が固まるまで現場はストップ

11月8日(金)天気 晴れ

養生3日目 日中の気温21度

基礎が固まるまで現場はストップ

11月9日(土)天気 晴れ

型枠のバラシが行われる。

型枠バラシ

ベースコンクリート打設後から7日後

立ち上がりコンクリート打設から4日後に型枠が外されたことになります。

この日は、クラック(ヒビ割れ)とジャンカ(コンクリート充填不足)をチェックしましたが、気になる箇所はありませんでした。

多少のヘアークラックは出るだろうな~と思っていたので、クラックスケールを購入しましたが使いませんでした。

クラックスケール

今後も早期に使わないことを祈ります。

いい季節のちょうど良い外気温の時期に、適切な基礎工事が行われて、ゆっくりと基礎コンクリートが固まった印象♪

基礎コンクリートの強度は型枠が外された後も、ゆっくり時間を掛け約1ヶ月程度をかけて本来の強度に達します。

棟上げは、本来のコンクリート強度が出る前に行っても、それ自体に耐えれる強度は出ているので問題ありません。




11月10日(日)天気 雨

基礎屋さんお休み

11月11日(月)天気 くもり

基礎屋さんお休み

屋内の水道配管工事が少し行われていました。

給排水工事

基礎工事にも目処が立ったため、工務店・応援部隊・施主の調整して棟上げ日が27日に決まりました。

最短の棟上げ可能日より調整で5日伸びたので、先にタイルデッキのコンクリート打設までとブロック塀の工事を行うことになりました。

その打ち合わせで現場監督さんと現地で確認。

タイルデッキを貼るのは、まだ先ですが、サンワカンパニーのロッチャーを採用しました。

現場監督さんが、このタイルの大きさで綺麗に貼れる枚数を計算してくれて、当初の図面より微調整していただきました。

当初タイルデッキは、グレーチングを付けてリビング・ダイニングと同じ高さでと考えていましたが、ここ最近のゲリラ豪雨を考えると、傾斜をつけて基礎天端から50mm下げた工務店さんからのプランを採用しました。

11月12日(火)天気 晴れ

埋め戻しのユンボを準備。

ユンボ

屋内の水道配管工事が行われていました。

屋内水道工事

11月13日(水)天気 晴れ

埋め戻し・玄関・ブロック・タイルデッキの土木工事が行われました。

土木工事

埋め戻し前に気になった箇所は、型枠を固定するセパレーターの端部が折られていない…

基礎セパ

現場監督さんに確認すると、通常はこの状態で埋め戻しが行われるとの回答。

セパの適切な処理方法は調べても分からなかったので、そのまま埋め戻しを行って貰うことにしました。

後日、この件は気になったので再度調べましたが…

やっぱり明確な答えは分かりません…

私の中では、セパの端部は折ってからセメントを厚めに覆うが、一番適切な処理方法かもと思っていましたが、間違いなのかもしれません。

11月14日(木)天気 晴れ

この日も、玄関・ブロック塀・タイルデッキの土木工事が行われました。

現場見学お休み画像なし

11月15日(金)天気 晴れ

ブロック塀・タイルデッキの型枠工事が行われました。

タイルデッキ型枠

11月16日(土)天気 晴れ

玄関の型枠工事を行った後、玄関・ブロック塀 タイルデッキのコンクリート打設が行われました。

生コン打設

11月17日(日)天気 晴れ

基礎屋さんお休み

11月18日(月)天気 雨

雨だったの現場の前は通りましたが立ち寄らず。

ブロック塀の鉄筋などの作業をされていたように思います。

画像なし




11月19日(火)天気 晴れ

型枠のバラシが行われる。

屋外の水道配管工事が行われていました。

型枠外れる

エクステリア関係のフェンス・物置・カーポート・門扉の工事は、友人に依頼しています。

工務店さんで取った見積りとあまり変わりませんが、できれば友人にも何か…と考え依頼しました。

外部への外溝工事を快く快諾してくれた工務店さんには感謝です。

ブロック塀の上には、プレスタフェンスを設置します。

そのフェンスの柱の位置を、友人と現場で確認しながら打ち合わせをしました。

11月20日(水)天気 晴れ

ブロック塀工事が行われる。

ブロック塀工事1

11月21日(木)天気 晴れ

残りのブロック工事が行われる。

ブロック塀工事2

ブロック塀は、敷地内に5段積みブロックで、全長約15メートル行いました。

価格は、概算見積りで約25万円。(基礎・材工含む)
(金額が確定したら変更します)

殺風景なブロック塀に飽きたら、DIYで左官工事をしようかな~と考えています。

土台となる木材・基礎パッキン・気密パッキンなどが搬入されていました。

土台木材

雨が塗れても大丈夫なように養生もバッチリ!

屋外の水道配管工事も終了していました。

11月22日(金)雨

本日から建物本体の骨組みとなる建て方がはじまりました。

この日は、大工さん3名で基礎パッキン&土台敷き・床断熱材の設置・1階床板の施工が行われました。

建て方

床断熱材は、ミラフォーム MKS 65mm×910mm×1820mm

床板は、28mm×910mm×1820mmが使われていました。

昼過ぎから雨が振りましたが、土台についた泥を小まめに掃除しながら手早く施工していました。

感謝致します♪

11月23日(土・祝日)晴れ

大工さんが、パネルなどを支える釘打ちなどを行っていました。

基礎釘打ち

整理整頓!

綺麗な現場で気持ちイイ♪

綺麗な建築現場

11月24日(日)雨

現場はお休み

11月25日(月)天気 晴れ

棟上げの木材や材料などが運びこまれました。

棟上げ資材

11月26日(火)天気 晴れ

足場が組まれました。

早いもので、棟上げの前日となりました。

私事ではありますが、本日は結婚記念日でもあります。

ほぼ毎日現場の様子を見にいってますが、毎日変化があってやっちゃ楽しい♪

当初は「棟上げ」と聞いても

ふ~ん。

建築工程のひとつでしょ!?

と特別な感情を持っていませんでしたが、やはり近づいてみるとワクワクするもんですね。




あえて三隣亡に棟上げ(上棟)を行おうと思ったけど

棟上げ

基礎工事の目処が立ったら、工務店さん・応援部隊・施主の調整を行い上棟日の調整を行います。

私の場合は、最短上棟可能日を工務店さんに聞き、建築吉日カレンダーを見ながら、嫁さんと相談して希望日①②③を出して調整して貰いました。

第1希望日は、あえて三隣亡の11月22日

第2希望日は、結婚記念日 建築吉日(定)の11月26日

第3希望日は、建築吉日ではないですが、六曜の暦(大安)の11月27日

で、工務店さんの都合で決定して下さいとLINE。

なぜあえてを第一希望を三隣亡にしたかと言うと

①「三隣亡に棟上げを行っても隣近所の三つ隣までを滅ぼす訳がない科学的な根拠」

みたいな記事タイトルが浮かんで面白そうと感じたから。

②江戸時代の書物のタイトルまでは分かりませんでしたが、三隣亡は、もともと「三輪宝」と記され。

一応、江戸時代では「屋立てよし」「蔵立てよし」という建築にとっては吉日とされていた説もある。

そもそも三隣亡なんて、毎月2~4回は巡ってくるので、別に気にしなくてイイかな~と思ったから!

しかし、工務店さんからお電話が…

「三隣亡の上棟は、どうしてもその日しか都合がつかない。特別な理由がある。それ以外でしたら別日に変更した方が良いかと思います」

「もしもご近所の方が、三隣亡をもの凄く気にされる方がいたらクレームが入る可能性もありますし…」

「今後のご近所トラブルの元になってもいけないので…」

そこまでは考えていませんでした!

お気遣いありがとうございます。と私。

この言葉を聞き、三隣亡の上棟面白いかな~と思いましたが、無難に三隣亡は避けて棟上げをすることになりました。

棟上げ日は、11月27日大安に決まり、レッカーさん1名・現場監督さん1名・自社大工さん4名・応援大工&雑工事5名の11人で行われるようです。

棟上げの際には、邪魔にならない程度に現場にも入るかもしれないので、ヘルメットを購入しました。

工事用ヘルメット

このヘルメットは、防災用に玄関シューズクロークに置く予定なので、白ではなくカラーが付いたものを購入しました。

まとめ

遣り方が行われたのが10月17日

最短上棟可能日は11月20日でしたが、調整を行い上棟日は11月27日になりました。

遣り方から上棟までは40日経過致しました。

工事着工からここまでは全てが順調♪

細かいことが物凄く気になる私の満足度も95点!

予想以上に満足している事に驚いています。

もう少しトラブルとかあるんだろな~と思っていましたから…

建て方でも色々な所が気になったり疑問に思ったりすると思いますが、これは性格なのでしかたないかな~と思っています。