今回は、私の実家のメス犬が子宮蓄膿症になった時のお話
私は、子犬の頃に避妊手術を行おうとしていましたが、どうしても可愛そうになって避妊手術を行えませんでした。
今思えばこの行動・選択が原因で子宮蓄膿症にかかってしまい、本当に犬には申し訳無い事をしました。
膣から膿が出ていたら即動物病院へ
実家で暮らしている犬が11歳頃の話。
実家で犬と暮らしている時は、毎日ベットで犬と一緒に寝て居ました。
朝起きると布団にネバ~と膿がついています。
そう言えば昨日ぐらいから陰部をしきりに舐めている・・・
若干だけど元気がない。
犬を二人がかりで仰向けにして陰部を覗き込むとジワ~と膿が流れてきています。
これは、おかしいと思ってすぐに動物病院に行きました。
エコーなどの検査をして診断結果は「子宮蓄膿症」
即、手術をしないと命にも関わるという説明でした。
幸いなことに、早期発見なので卵巣と子宮を取り除けば、問題なく元気に回復するでしょうと言って頂き一安心。
子宮蓄膿症の手術で実際に掛かった費用
午前中に病院に行き、その日のうちに手術
翌日の夕方に病院から連絡があり迎えに行きました。
手術の費用は、諸々含めて88,000円程度でした。
犬の細菌性皮膚炎を病院に頼らず治した7つの方法を紹介でも書きましたが、病院は自由診療なので費用が高い設定の病院もあります。
初期の子宮蓄膿症なら諸々10万円ぐらいまでは適正価格だと思いますが、それ以上は高いと思います。
手術前には、だいたいの目安の費用を聞いた方が後でトラブルにもならず良いと思います。
犬が子宮蓄膿症になったので原因や症状を調べた
主な症状は、水を多く飲み・オシッコの量が増えます。食欲が無くなり嘔吐や下痢が続く。そして、陰部から膿がでる。
私の場合は、膿が出ているぐらいしか体調の変化に気づけませんでした。
原因は、子宮に大腸菌・ブドウ球菌などの細菌が入り発症する細菌感染
私の場合は、病院で子宮に大腸菌など細菌が入り避妊手術もしていなく犬が高齢になったことで子宮蓄膿症にかかったと獣医の説明がありました。
しかし、本当の原因は・・・
子宮蓄膿症になる最大の原因は飼い主の責任
今回の事で、子宮蓄膿症にかかる原因は100%飼い主に責任があると思いました。
避妊手術をしていない犬が、子宮蓄膿症になる確立は約30%です。
子宮蓄膿症は、避妊手術で予防が出来ます。
私は、自分本位の考えで悩んだ末に子犬の頃に避妊手術を行いませんでした。
勿論、避妊手術をしない事で、病気のリスクが高くなるなどの知識はありました。
でも、やっぱり「うちの犬に限って大丈夫、病気なんかかかんないだろうと」という意識も少なからずありました。
子宮蓄膿症=避妊手術をしていたら防げる病気
避妊手術を行っていない=飼い主の責任
だから、本当に子宮蓄膿症にかかる原因は、飼い主が避妊手術をしなかったことによるものだと思います。
私の場合は、幸い早期発見で無事に手術も行い何事もありませんでしたが、見つけるのが遅くなると症状が悪化して手遅れになるケースもあります。
膿などに気づいたり、体調が少しいつもと違うと感じたら自己判断をせず動物病院に連れていって下さい。
それでは、今回はこのあたりで。