愛媛県松山市で長期優良住宅を建築中です。

新築住宅の建築をお願いしている工務店さんは、日向建築工房さんとなります。

愛媛県松山市で大工系工務店を探している方へ!日向建築工房でローコストの注文住宅を建てたよ

本日は、基礎工事着工から配筋検査までの工程と日程や、基礎の事を勉強するにつれて疑問に思ったこと、配筋検査前に施主自らが、確認するべきポイントやチェック項目をご紹介致します。




基礎工事着工の定義

一言で着工と言ってもいつからが本当の意味で、基礎工事の着工にあたるのかが、疑問に思ったので調べました。

一般的に工務店や施主が使う着工とは、地盤改良を行った時点や遣り方(丁張り)を行った時点の事を指して使う機会が多いですが、過去の判例を見ると基礎工事の「根切り工事」をした時点を差すようです。

根切り工事

従って、地盤調査・地盤改良・仮設工事・遣り方は厳密に言えば着工に当たらないことになります。

基礎工事着工~配筋検査までの工程・天候・日程について

なぜ基礎着工の定義を考えたかと言うと、雨の影響もありますが、遣り方が終わったあとそのままの状態が続き次の工程が進まなかったからなんです。

そろそろ工務店に日程を確認しなきゃなと思っていると、次の工程に進んで一安心をした経緯があります。

基礎工事の詳しい日程・工程とその時の天候は

10月17日(木)天気 晴れ

遣り方が行われる。

遣り方

工務店さんの認識での着工が始まりました。

着工の定義はともかく、見慣れた土地の景色が変わるのは喜ばしいことです。

しかし、明日からしばらくは雨の予報…

雨でも基礎工事って行うんですかね~!?

10月18日(金)天気 雨

次の工程は根切りですが基礎工事に進展なし!

雨の為延期なんだろうと思います。

10月19日(土)天気 雨

本日も雨で基礎工事に進展なし!

先週は東日本の被害も大きかった台風19号が上陸。

今週は台風20号が発生!

台風20号は日本上陸前に温帯低気圧に変わりましたが、その影響で連日雨が振ります。

10月20日(日)天気 雨

今日も雨ですが、日曜日は基礎屋さんもお休み。




10月21日(月)天気 くもり

本日も工事に進展なし!

今日は雨も上がったので根切り工事をするかもと少し期待しましたが、3日間雨が降り続いたので、地盤がぬかるんでいるんでしょうね。

10月22日(火)天気 晴れ

天気も晴れなので根切り工事ができそうですが、本日は「即位礼正殿の儀」!

工事関連は祝日関係なく工事を行う場合もありますが、さすがに今日は休みでしょう!

本日も基礎工事に進展なしですが勿論理解しています。

10月23日(水)天気 晴れ

さ~晴れたし、祝日明けだし工事に進展があるでしょう。

少しだけワクワクして夕方現場に行ってみると…

進展なし!

これだけ雨が続いたので、他の現場でも遅れが出ているのでそちらが優先なのでしょうね。

10月24日(木)天気 雨

で今日も雨・・・

雨の日は根切りは行わないのかもですね。

今日で7日間進展なし…

10月25日(金)天気 晴れ

本日大安、基礎工事に進展あり!

お日柄もイイじゃないですか~♪

本日は根切りと砕石搬入が行われました。

根切り

私の認識での着工が始まりました。

このあとは天気も晴れが続きスムーズに工事が行われることを期待します。

10月26日(土)天気 晴れ

この日は工程は、砕石敷き、転圧、防湿シート敷き、捨てコンクリートが行われました。

捨てコン

順調♪

ちなみに捨てコンクリートの役割は、建物の高さの基準となり正確に墨出しを行うのが目的。

捨てコン墨出し

基準高さを確保していない捨てコンは問題がありますが、建物強度にはまったく影響しないためヒビや割れなどが起きても気にしなくてOK。

10月27日(日)天気 晴れ

基礎屋さんお休み

10月28日(月)天気 晴れ

今日はなんの作業かなと思って現場に行ってみると、進展はありませんでした。

捨てコンの次の日でも墨出しは行えるので、今日は他の現場との兼ね合いで調整日なんでしょう。

10月29日(火)天気 雨

今日は雨なので何も進展していないだろうなと思っていましたが、基礎外周の型枠が組まれていました。

基礎外周型枠

10月30日(水)天気 晴れ

本日は、配筋の半分の工程を行われました。

少し残念…

鉄筋の一部を防湿シートに立てかけて帰宅…

防湿シートが破れるのは問題ないと思っているけど、私が職人ならこの状態では帰らないな~。

配筋片付け

青はセーフだけどピンクはアウト

こんなことが気になる私が細かいんでしょうが…

10月31日(木)天気 晴れ

本日は、残り配筋の半分の工程を行われました。

配筋後半

11月1日(金)天気 晴れ

本日は、現場監督さんも立会いの元、JIO(日本瑕疵保証検査機構)の配筋検査が行われました。

偶然ですが配筋検査にも立ち会えましたので、許可を頂いて後ろ姿のお写真を

配筋検査

検査は約20分で終了

検査員さん「特に問題ありません。大丈夫です。」

「綺麗な配筋ですか?」

検査員さん「はい綺麗に組まれた配筋です!」

と言って頂けました♪

基礎の構造や性能は専門的な知識が必要なので、施主の立場からすると分からないことや疑問に思うことなどあると思います。

できれば配筋の工程が終われば自分で現場を一度確認して、疑問に思うなどは現場監督さんに聞いてみるのが一番だと思います。

明日はいよいよ一発目のコンクリート打設となります。

でもその前に…




ベースコンクリート打設前に施主が確認!基礎・配筋のチェックポイント

配筋はベースコンクリート打設後には見えなくなる部分なので、施主自ら基礎と配筋を一度見に行かれるのがイイですよ。

設計図面通りの太さの鉄筋を使っているのか確認したり(D10=10mm・D13=13mm)

鉄筋13mm

スラブ配筋のピッチを確認したり(@150=150mm・@200=200mm)

配筋ピッチ

定着の長さを確認したり(定着40D 主筋D13=520mm)

定着

かぶり厚を確認するものイイですが(立ち上がりかぶり厚 外周側40mm、内側30mm その他の基礎部分60mm)

かぶり厚

地面かぶり厚

JIO(日本瑕疵保証検査機構)の配筋検査が行われますので、ぱっと見!綺麗に並んだ配筋だったら何も確認しなくても基本的にはOKだと思います。

しかしながら施主目線で基礎や配筋を確認すると

あれれ~。

ここなんか妙にへんだぞ!

おかしいな~。

と気付くことも多々あります。

私が基礎と配筋で気になった事や、自分で修正したこと、現場監督さんに連絡を入れたのは以下の内容。

防湿シートの破れをチェック

防湿シートの役割は、床下の防湿が目的ではありますが、本来は敷かなくても性能に影響がありません。

防湿シート破れ

従って私は破れていても、まったく問題ないと考えています。

よって修正も行っていません。

しかしながら気になる方は、現場監督さんに許可を取ってから自分で、見た目にも綺麗な透明の養生テープを貼るか

「機能的に破れていても問題ないと思いますが、気になるのでテープでの補修をお願いします」と伝えると良いと思います。

捨てコンの破片をチェック

捨てコンの破片が残ったままの状態でベースコンクリートを打設しても、基礎に悪い影響がないのかが気になり、現場監督でもある工務店の社長さんに問い合わてみました。

捨てコン破片

回答は「生コンの骨材として再生コンクリートを使っているので問題ないと思います」とのこと。

ほるほど~。

骨材って川砂と川砂利のイメージがありました。

疑問が解決。

結束線やゴミをチェック

結束線と鉄筋に結束していれば用途を果たしていますが、結束線の残骸は用途をなしていないのでゴミだと私は思っています。

事前に調べてみると、大手ハウスメーカーの基礎だろうが、ほとんどと言っていい程、結束線の残骸が型枠の中に落ちているとのこと…

たぶん残っているんだろうな~。

どれぐらいの量の結束線が残っているんだろう。

なければ超優秀な鉄筋屋さんなんだけどな~。

と思っていたので、現場監督さんに「毎日2回ぐらい現場に行っているので、もし結束線が型枠内に落ちていたら自分で拾いますね」と了承を頂いております。

結果は…

型枠内に残っていた結束線はこんな感じ。

番線・結束線のゴミ

鉄筋屋さん掃除しよ!

基礎地面に落ちている結束線・鉄筋・釘などは錆びやすいので、そこから経年と共に基礎に影響がでるかもと私は考えています。

あとでまとめて拾うのかも知れませんが、現場を後にする時の整理整頓はやっぱり大切!

私は指摘を入れる程のことでは無いと思いますので、気になる方は許可を取ってからご自身で拾われてもイイと思います。

かぶり厚の結束線をチェック

かぶり厚の定義も鉄筋の中心、鉄筋の外側、結束線と意見が分かれ難しいのですが、私は鉄筋の外側だと思っています。

構造計算などに細かい設計事務所では、結束線もかぶり厚に入れるみたいです。

確認すると結束線ってピョーン~。

かぶり厚

ピョーンと所々飛び出しているんですよね。

う~ん。

どっちが正解か分かりませんが私は少し気になったので、これも許可を取ってから結束線が飛び出ている部分を自分で修正しました。

こちらも短時間でできる作業なので特に問題ありません。




ドーナツ型スペーサーは縦向きか横向きかをチェック

ドーナツ型スペーサーは、縦向きか横向きのどっちで取りつけるのが正しいのか、気になったので調べてみました。

ちなみに、我が家の基礎のドーナツスペーサーは横向きに取りつけられています。

ドーナツ型スペーサー

なぜ気になったのかと言うと、鉄筋コンクリート造配筋指針にはドーナツ型スペーサーは原則縦向きとするとの記載があります。

ドーナツ型スペーサーを横向きに取り付けたそのままの状態でコンクリートを打設すると、このスペーサーが邪魔になり充填不良になる可能性があるから…

この事が気になったので現場監督さんに尋ねると

「本来の機能を果たすのなら今回の様にあばら筋に横向きで取りつけるのが好ましい」

「職人さんも慣れている横向きの方が扱いやすいのかも」

「ベースコンクリート打設に前にドーナツ型スペーサーは取り外して打設するので、縦向きでも横向きでも関係ないので取付ける方向の指示はしていないんですよ~」

との回答でした。

なるほど!

ドーナツ型スペーサーは取り外してコンクリートを打設するから、向きはどっちでもいいんですね。

「でも気になるお施主様もいらっしゃるので、このようなお日さま型スペーサーを使い

仮に横向きで取り付けたまま、そのままうっかり忘れてコンクリートを打設してしまっても、問題が無いようにするのが最適かもしれませんね~。」

とも…

なるほどね~。

人通口の処理をチェック

人通口の上の部分は鉄筋がありませんので、その分強度が落ちます。

その強度を補うために、開口部を補強をする必要があります。

人通口

人通行の配筋は適切に処理されているようです。

鉄筋への付着物をチェック

建築工事監理指針「国土交通省」に

コンクリート打ち込み直前における鉄筋は、油脂類、錆、泥、セメントペーストが付着していない表面状態…

との記載があります。

配筋の上を何人ものの職人さんが歩くので、自然に泥が付着します。

配筋泥

完全には取りきれないと思いますが、やはり気になる要素。

私は現場監督さんに確認を取って、目立って気になる泥の部分は自分でふき取りました。

多少の泥が残っているのは、私は仕方ないと思います。

表面が浮き出るように錆は問題ありですが、赤く変色している赤錆程度なら問題ありません。

鉄筋は綺麗な状態です。

配筋サビ

セメントペースト

後日行ったベースコンクリート打設時に、鉄筋の何ヶ所かにセメントペーストが付着していました。

う~ん。

これは私的には非常に気になる!

なぜなら

鉄筋コンクリート付着

完全に鉄筋にセメントペーストが付着しないのは無理だと思っていますが

コンクリート打設時の立ち上がりを跨ぐ際に、少しだけ気をつけるだけなのにな~。

上部はコンクリート打設時にカバーをすれば、ある程度の予防はできるんだけどな~。

と私は思っています。

自分でワイヤーブラシ…も考えましたが、現場の安全面を考慮し現場監督さんに連絡を入れてセメントペーストを取り除いて頂きました。

コンクリート打設から24時間はコンクリートが安定しないので注意が必要です。

立ち上がりかぶり厚をチェック

JIO(日本瑕疵保証検査機構)の配筋検査合格後に

あれ…

かぶり厚の気になった箇所があったので計測。

あれれ…

2ヶ所は32mmのかぶり厚

かぶり厚不足②

4ヶ所は35mmのかぶり厚

かぶり厚不足①

たしか規定では40mm以上のかぶり厚が必要…

でも配筋検査も合格している…

これは現場監督さんへ指摘を入れるかどうか迷うところ

なぜなら

建築基準法では、立ち上がりかぶり厚は外周側40mm、内側30mm その他の基礎部分は60mmとされています。

ただこれ布基礎の場合で、べた基礎に関しては明確に記されていません。

また、べた基礎を布基礎と同様と考えても、建築基準法の解釈によって変わり外周側40mmをそのまま40mmとするのか、耐力壁の屋内外とし30mmにするかも意見が分かれます。

一般的にはやはり立ち上がりのかぶり厚は40mm必要!

でも最低30mmのかぶり厚で問題ないかも…

こんな理由で配筋検査も合格しているのだとは思います。

検査員さんもお役所仕事なので、そもそも確認してない箇所かも知れませんが…

どうしてもこの部分は気になったので現場監督さんへ

「配筋検査も合格しているので問題ないと思うが、立ち上がりのかぶり厚不足で気になるところが何ヶ所かあるので、鉄筋を適切な長さに切って頂きたい」

旨をお伝え致しました。

処理して頂いたあとに、LINEで鉄筋を切った部分の画像も送って貰えました。

鉄筋修正

「細かいことが気になる施主でごめんなさいね~」

と送信。

「何か気になることは些細なことでも構いませんのでお問合せ下さいね」

とお優しい言葉の現場監督兼社長さん。

いつもすいません…。




最後に

色々な施主ブログを拝見していると、私と同じような疑問を持ったり、残念ですが、もっと酷い基礎・配筋もあったりします。

基礎に関して強い拘りを持ったハウスメーカーは別として、大手ハウスメーカーの基礎でも工務店の基礎でも、多くの施主が多少は何かしらの不満や疑問に感じることがあるのも事実だと思います。

現場監督さんは多くの案件を抱えているので、私は自分でできることは、現場のご迷惑にならない程度に自分で行おうと思っています。

私が契約した工務店さんも、松山市で新築住宅を2棟・商業店舗を1棟・今治市で12棟建てのアパート1棟・宇和町で新築住宅を1棟を、全ての工事がスムーズに進行できるように調整しながら建設中だそうです。

そして新規でのお問合せがあったり…

勿論そんなお忙しい中でも、工事進行の適切な時期には現場にも足を運んで確認をしてくれています。

そんな事情もあるので、あまり面倒なことは私は言ってはいけないと思っています。

しかしながら、今回はあくまでも私が行った行動や私の考え方です。

人によっては出入り業者の責任だ~!現場監督の責任だ~!クレームだ~!

と考えられる方もいると思いますが、まずは落ち着いて自分でできることは自分でしてみよ。

との提案でした。

現場の安全性への考え方は現場監督さんによっても違うと思いますので、何か作業をする時には事前に確認を取って下さいね。

基礎工事の工程で、何も気にならない人もいると思いますが、それはそれでOK!

色々と気になる方も、自分はこう思うのでみたいな意見を持ってから、現場監督さんに問い合わせると意思疎通もスムーズに行えると思います。

基礎工事って色々な業者・またはその下請けなどが携わるので、なかなか管理やどこに責任の所在があるのかなどが難しいと思いますが、施主の立場からすると本来は、建築に関わる全ての業者さんが「自分の家を建ててる」と思ってくれると嬉しいですね。