メルモ助手

犬よりも猫の方が遊び好き!

管理人助手のメルモです。(TwitterInstagram

今年で14歳になる実家のメス犬

子宮蓄膿症細菌性皮膚炎と今までも病気の多い犬ですが、最近、平滑筋肉腫(膣腫瘍)になり緊急手術しました。

今回は、平滑筋肉腫(悪性腫瘍)の症状や手術で感じたこと、気づいたことを書きます。

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平滑筋肉腫の症状

3ヶ月前に血尿が出ているので、これはおかしいと思い動物病院に連れて行きました。

動物病院内

診断は、3年前に子宮蓄膿症で子宮・卵巣を取っているので、おそらく膣が炎症を起こしている膀胱炎のとの診断。

エコーや、血液検査も正常でした。

薬も貰い帰宅。

その後も、血尿が多い時と、あまり出ない時はあるもののずーと続いている感じ…

薬が1週間単位なので、次の週は薬のみ私だけが貰いに行き、その次の週は犬の診察と薬を貰いに病院通い。

そして、3ヶ月内に血便で1回、おなかを壊して1回、病院に行きました。

おなかを壊した時の処置は、通常のお腹を壊した時と同じ処置で、薬+乳酸菌を増やす薬を処方。

この間、エコーの検査は3回、血液検査も2回、便の検査は2回行っています。

それでも、原因が分かりません。治りません。

獣医さんは、エコーや血液検査も正常だし便の検査でも問題ないが、膀胱炎にしては長引くしお腹の調子も悪くなる時があるので、ドッグフードも変えてみませんかとの提案。

現在は、細菌性皮膚炎の事を考えアーテミス アガリクスI/Sですが、動物病院でしか購入出来ないロイヤアルカナン pHコントロール V2+低分子プロテインに変更しました。

腫瘍に気づく(膣から赤い腫瘍が飛び出す)

そんな状態が続いた3ヶ月目のある朝

膣から何かゴルフボール半分ぐらいの大きさで赤い物が飛び出している。

ゴルフボール腫瘍イメージ

画像はイメージ

これは、かなりおかしい…

いや、やばい!

すぐに病院に行きました。

診察してもらうと

「なるほど~こう言うことか」

「う~ん」

と、今回の症状は想定外だった様子。

診断は、良性か悪性かは病理検査に出さないと分からないが、おそらく悪性の腫瘍で、ここまで大きくなるのは珍しいケースですとの説明。

えっ

悪性って…

しかも、血尿と血便で3ヶ月前から病院通ってるやん。

と一瞬思いましたが、今さら言ってもしかたない事なので言いませんでした。

すぐに手術が必要とのこと。

他に転移が無いかレントゲン撮影と、手術できるか血液検査をするので待合室で待機。

その間に、スマホで「犬 膣 腫瘍」などで検索。

色々なサイトを見ていくと同じ様な症状で、膣ポリープで良性の可能性もあるかもと思いはじめる。

簡単に説明すると、膣ポリープの多くは良性で、線維性ポリープ、ポリープ状腺腫、線維平滑筋腫、平滑筋腫などに分類されるが、平滑筋肉腫などの悪性腫瘍の場合もあり、病理検査検査で判断する。

レントゲン・血液検査が終わり、手術同意書に記入。

血液検査結果

手術同意書

スマホでの検索を参考に、獣医に「素人で分からないですが、良性の膣ポリープの可能性はないでしょうか?」と尋ねる。

獣医「膣ポリープの可能性も無くは無いですが、良性のものはここまで大きくならないので可能性は低いと思います」との回答。

腫瘍の根元の位置が今の段階では分かりずらいので、もしかしたら全部切除できない場合もありますと説明されました。

「宜しくお願いします」と深々とお辞儀をして、可能な限り早い時間帯で犬を迎えに来たい旨を伝え、病院を後にしました。

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平滑筋肉腫の手術費用

犬を預けた夕方に連絡があり、明日9時~12時半の間でしたらいつでも迎えに来て下さいと連絡を頂きました。

翌朝、8時40分に病院に着く!

勿論1番乗り。

診察時間の9時になり、獣医から手術の説明を

「幸い尿道には腫瘍がかかっていなかったので、すべて腫瘍は取り除けて手術自体は成功です」

とのこと。

胸をなでおろし一安心。

病理結果は約1週間後

今回の手術費用内訳

手術費用明細書

再診料 600円
入院料(10~20kg) 3,000円
血液検査 5,000円
単純X線検査 6,000円
留置針 1,500円
点滴治療 2,000円
全身麻酔 15,000円
腫瘍切除術 15,000円
筋肉内注射 800円×2(1600円)
病理組織検査 9,000円
内服薬 1,400円

小計60,100円 消費税4,808円 合計64,908円

でした。

子宮蓄膿症の時が手術代88,000円だったので、個人的にはこのお値段は安いと感じました。

薬を貰い帰宅。

手術後の犬の様子

帰宅すると、安心したのか麻酔がまだ効いているのか、ご飯も食べず夕方まで寝ました。

手術後のメス犬

目の前にご飯を置いても起きない!

夕方から起きて、食欲もあり散歩にも行きました。

今までは、おしっこをする際、尿が出ずらそうにしていましたが、腫瘍を取り除きスムーズにおしっこも出ます。

便は手術後、2日目から通常通りの固さで出ました。

徐々に、食欲が旺盛になり、顔つきも元気になって行きました。

病理検査の結果は平滑筋肉腫(悪性腫瘍)

1週間後に連絡があり、病理検査の結果がでたので病院に行きました。

病理組織学的診断は、平滑筋肉腫で悪性腫瘍

ガンでした!

病理検査報告書の概要

病理検査結果

膣壁平滑筋肉由来の悪性腫瘍性病病変である平滑筋肉腫が認められました。
表層の膣の扇平上表層で被われた充実性多結上の腫瘤が形成されています。
腫瘤内では、長楕円形核ないし卵円形核を有する紡錘方の腫瘍細胞が、相交錯する平滑筋肉維様の束状の密に増生しています。
比較的良く分化した異形成の軽度な部分も見られますが、一部は書くの多形成が顕著で、核分裂像が散見されており、悪性病変と判断されます。
腫瘍境界は不規則で、切除縁に腫瘍増生巣が及んでおり、再発の可能性が否定できません。
検査した範囲では、脈管侵襲は見い出されません。

引用元:アマネセル(病理検査報告書)

ある程度、手術前の獣医の説明などで予想はしていましたが、

いやはやなんとも…

平滑筋肉腫は再発の可能があるが、再発する場合は今回のように綺麗に取り除くことができないので、通常よりかは再発の可能性も低いと思われるとの説明でした。

すぐに何かあると言うわけでは無いので、今後は注意深く経過をみて行きましょうとの事。

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高齢・メス犬・血尿・血便は膣ポリープ・膣腫瘍を疑え

たぶん、今回のケースは珍しくなかなか腫瘍に気づかない厄介なケースだった思います。

しかも、早く気がついたからと言って、大幅に生存率や手術の成功率があがるものでも無いと思います。

今回の場合は、血尿・血便が続き、最後は腫瘍が飛び出して結果的に気づいた訳ですが、メス犬で原因不明の血尿やお腹の調子が悪くなることが続く、なかなか治らない悪い場合は、飼い主自身もも膣内の腫瘍の可能性を疑って下さい。

獣医も、飼い主の話や状況で判断している場合も多く万能ではありません。

人間みたいにCTをすれば腫瘍は発見できたでしょうが、ほとんどの動物病院にはCTは無く、あっても高額なのでなかなかCTの検査をする人はいないと思います。

血尿・血便でなかなか治らない!

メス犬・高齢!

おしっこがスムーズに出ない!

こんな感じで、今回の症状と似た場合は、飼い主から獣医に「膣の腫瘍の可能性はありませんか」と疑い「膣の腫瘍の可能性もあると思うので、どのような検査がありますか?」と聞いてみて下さい。

それでも、原因を特定できないかもしれませんし、違う病気が原因かもしれまんが、少なくとも原因も早く見つける事が出来れば、適切な処置ができ犬への負担は少なくなります。

今回の事で獣医だけでなく、私自身、もう少し病気に対する知識を勉強しないと行けないと思いました。

膣腫瘍になっての感想や今後

人間も犬や猫のペットも今や死亡原因のNo1はガンです。

これから先、再発やどのような症状が出てくるか正直不安な部分はあります。

勿論ガンに限らず、病気にかからないに越したことはありません。

しかし、ガンにかかるのは統計的にみてある程度仕方ない事なので、その後はガンと上手に付き合って行く事が重要だと考えています。

実家の犬は14歳と高齢!

ガンが再発しない可能性もありますし、飼い主の不安な気持ちは犬に伝わるので、今までとなにも変わらず楽しく過ごしたいと思います。

ドライブ好きの実家のワンちゃん。

最近のドライブは主に病院になっているので、秋になって涼しくなればまたゆっくり海にでもドライブ行こうと思っています。

また、血尿

と、ここまで書いた病理診断の結果を聞きに行った次の日の朝

布団に血尿が…

まじか!!

直ぐに病院に行きました。

膣の触れる部分は他の腫瘍は無し、腫瘍の傷口も問題なし、尿を検査し原因としては化膿している可能性が高いので抗生物質を1週間飲ますことになりました。

単なる化膿で、治ればいいんですけど…

他の原因も考えれるだけに心配です。

治療明細票

今回の病院代は、消費税込み合計5,335円

まだまだ予断が許されない状況が続きますね。

なにか、進展がありましたら、またこちらで追加記事を書きたいと思います。

無事に治ることも祈って…

それでは、今回はこのへんで。